福岡国際映画祭2016 インドネシア映画情報
2016年9月15日(木)~9月25日(日)の期間、「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2016」が博多市にあるキャナルシティ博多「ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13」をメイン会場に開催されます。
「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」は、アジア映画に焦点をあてた映画祭として全国の映画関係者から注目を集めている映画祭。
アジアに対する理解と文化交流を促進することを目的に、2016年はアジアを中心とした23ヶ国・地域からの50作品以上の映画が上映されます。
インドネシア関連としては、2002年制作の人気青春ロマンス映画『ビューティフルデイズ』の続編に当たる『再会の時~ビューティフル・デイズ2~』が日本初上映されます。
合わせて2002年制作の『ビューティフルデイズ』も、ぽんプラザにて特別上映されます。
そして、もう一本。美しいプラハの街並みを舞台に、かつて政治的に大混乱にあったインドネシア1960年代の人々の苦悩を描いた『プラハからの手紙』が国外初上映されます。
また、9月17日(土)に開催されるシンポジウム「変わりゆく景観とアート:東南アジア映画の挑戦」では、『再会の時~ビューティフル・デイズ2~』を手がけたインドネシアの人気映画監督、リリ・リザ氏がパネリストの一人として登場します。
かつて大ヒットした純愛インドネシア映画の続編『再会の時~ビューティフル・デイズ2~』
- タイトル
- 邦題:再会の時~ビューティフル・デイズ2~ / 英題:What's With Love 2 / 原題:Ada Apa Dengan Cinta 2
- 監督
- リリ・リザ
- キャスト
- Dian Sastrowardoyo、 Nicholas Saputra、 Titi Kamal、 Sissy Priscillia、 Adinia Wirasti、 Dennis Adhiswara、 Ario Bayu、 他。
- 製作年/国/上映時間
- 2016年 / インドネシア / 125分
- 作品公式サイト
- Ada Apa Dengan Cinta 2
- Ada Apa Dengan Cinta 2
大人になったふたりの恋の行方は?
2002年製作の青春ロマンス映画「ビューティフルデイズ」の続編。14年後、当時高校生だった主人公たちもそれぞれ人生を歩んでいた。結婚を控えたチンタは、女友だちたちと古都ジョグジャカルタを旅行する。その時偶然、NYで暮らすかつての恋人ランガが、母親に会うためにジョグジャカルタを訪れていた…。
上映作品
『再会の時~ビューティフル・デイズ2~』上映スケジュール
- 日時:9月15日(木)19:00~
場所:清流公園
※オープニングセレモニー&上映会 - 日時:9月16日(金)16:15~ 場所:キャナルシティ13 スクリーン13
- 日時:9月21日(水)18:15~ 場所:キャナルシティ13 スクリーン5
- 日時:9月24日(土)17:15~ 場所:キャナルシティ13 スクリーン13
『再会の時~ビューティフル・デイズ2~』予告編&オリジナルポスター
かつて250万人以上の観客を動員した人気純愛映画『ビューティフル・デイズ』
- タイトル
- 邦題:ビューティフル・デイズ / 英題:What’s With Love? / 原題:Ada Apa Dengan Cinta?
- 監督
- ルディ・スジャルウォ(Rudy Soedjarwo)
- キャスト
- Dian Sastrowardoyo、 Nicholas Saputra、 Ladya Cheryl、 Titi Kamal、 他。
- 製作年/国/上映時間
- 2002年 / インドネシア / 112分
初めての恋と友情の間で揺れ動く17歳の女子高生チンタ(インドネシア語で“愛”という意味)の青春の日々を、切なくも爽やかに描いた純愛ラブストーリー。本国では250万人以上の観客動員を記録したインドネシア映画の大ヒット作品。
上映作品
『ビューティフル・デイズ』上映スケジュール
- 日時:9月17日(土)13:30~ 場所:ぽんプラザ
- 日時:9月19日(月)18:00~ 場所:ぽんプラザ
※詳細な上映スケジュールは、 上映スケジュール - アジアフォーカス・福岡国際映画祭2016にて。
『ビューティフル・デイズ』予告編&オリジナルポスター
激動の時代に翻弄された愛と苦悩を描いた『プラハからの手紙』
- タイトル
- 邦題:プラハからの手紙 / 英題:Letters from Prague / 原題:Surat Dari Praha
- 監督
- アンガ・ドウィマス・サソンコ(Angga Dwimas Sasongko)
- キャスト
- Julie Estelle、 Rio Dewanto、 Tio Pakusadewo、 Chicco Jerikho、 他。
- 製作年/国/上映時間
- 2016年 / インドネシア・チェコ / 97分
- Surat dari Praha
手紙に込めた、時代に翻弄された愛
母親の遺書には相続を認める条件として、母が保管していた手紙をプラハに住む男性に届ける事と記されていた。娘は訳の分からぬまま、プラハの男の元へ飛ぶ。その男とは…。60年代のインドネシアの政治的大混乱、その事により翻弄された人々の苦悩を、美しいプラハの街並みの中で描いていく。
上映作品
『プラハからの手紙』上映スケジュール
- 日時:9月16日(金)10:00~ 場所:キャナルシティ13 スクリーン5
- 日時:9月19日(月)13:30~ 場所:キャナルシティ13 スクリーン5
- 日時:9月23日(金)16:00~ 場所:キャナルシティ13 スクリーン13
※詳細な上映スケジュールは、 スケジュール - アジアフォーカス・福岡国際映画祭2015にて。
『プラハからの手紙』予告編&オリジナルポスター
シンポジウム「変わりゆく景観とアート:東南アジア映画の挑戦」
2016年9月17日(土)には、東南アジア各地の気鋭の映画監督たちによる、シンポジウム「変わりゆく景観とアート:東南アジア映画の挑戦」が催されます。
パネリストとして登壇するのは、フィリピンからカルロ・エンシーソ・カトゥ監督、シンガポールからロイストン・タン監督、そしてインドネシアからは『再会の時~ビューティフル・デイズ2~』を手がけたリリ・リザ監督の3人です。
変貌著しい東南アジアの各都市では、その景観や文化が急速な変化に直面しています。その中で3人の映画監督はどのように考えている映画を制作を行っているのでしょうか? 興味深いシンポジウムになりそうですね!
シンポジウム「変わりゆく景観とアート:東南アジア映画の挑戦」の概要
- 日時
- 9月17日(土)15:25~
- 会場
- ぽんプラザホール
- パネリスト
- ロイストン・タン監督(シンガポール)、カルロ・エンシーソ・カトゥ監督(フィリピン)、リリ・リザ監督(インドネシア)。
アジアフォーカス・福岡国際映画祭2016の概要
アジアフォーカス・福岡国際映画祭は、2015年から国際交流基金アジアセンターと共催し、映画上映や市民参加イベントを通じた文化交流事業としての映画祭の充実と盛り上げを図るとしています。
上映作品の選定にあたっては映画祭ディレクターが実際にアジア各地に足を運んで現地調査を行い、作品の上映に際しては監督・主演者等をゲストとして招待して会場でのデスカッションやシンポジウムなどで市民との交流を図っていることが大きな特徴です。
9月15日(木)19:00からは、キャナル横の清流公園の特設ステージ(キャナルシティ博多西側 那珂川沿い)にてオープニング・セレモニーが開催されます。アジア各国からの監督・俳優ら豪華ゲストがレッドカーペットに登場します。また、セレモニー後には屋外オープニング上映も開催されます(※観覧には事前申し込みが必要)。
メイン会場は、昨年と同じく「キャナルシティ博多」内にあるシネマコンプレックス「ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13」、そして「ぽんプラザホール」で作品が上映されます。
※詳細な上映スケジュール PDF形式でダウンロードできます。
- 開催期間
- 2016年9月15日(木)~9月25日(日)
- 会場
-
キャナルシティ博多 ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
(〒812-0018 福岡県福岡市博多区住吉1丁目2)。
-
ぽんプラザホール
(〒812-0038 福岡県福岡市 博多区祇園町8番3号)。 - 主催
- アジアフォーカス・福岡国際映画祭実行委員会/福岡市
- 共催
- 国際交流基金アジアセンター
- 料金
- 前売券は、1作品券1,100円、5作品券4,400円、フリーパス券11,000円
- 当日券は、1作品券1,300円、5作品券5,500円、フリーパス券13,000円
- 中高・大学生・留学生・障がい者は当日券500円(※当日、年齢などが証明できる身分証(学生証)を提示)。小学生以下無料。
- お問い合わせ先
-
福岡国際映画祭インフォメーション Tel:080-2789-0431
※受付時間 2016年9月1日(木)~25日(日)10:00~17:00 - 公式サイト
- アジアフォーカス・福岡国際映画祭2016
- Focus on Asia Fukuoka International Film Festival アジアフォーカス・福岡国際映画祭
- @asiafocus10 アジアフォーカス