バリ島旅行の準備
バリ島旅行の最適なシーズンは?
一般的に、乾季の5月~10月がハイ・シーズンとされています。毎日、抜けるような青空が広がり、湿度もそれほど高くないため、過ごしやすい季節です。
海の透明度もいいため、ダイビングを始めとするマリンスポーツには最適す。また、サーフポイントにもいい波が立ちます。マリン・スポーツを満喫するなら乾季がお勧めです。
一方、雨季の11月~4月には、色とりどりのフルーツが並び、むせかえるような田んぼの緑が鮮やかな季節です。フルーツやシーフードが美味しい季節です。
また、クリスマス、年末年始のイベントも多いシーズンです。雨季とはいっても、一日に数回のスコールが降るという意味で、日本の梅雨のように一週間も、雨が降り続くわけではありません。
8月の夏休み期間は、多くの旅行者で賑わうハイ・シーズンです。それだけ旅行料金も割高となります。
そこで、旅行料金が安くなる9月・10月にバリを旅行するリピーターもいます。
旅行スタイルを決める
バリの魅力は多様です。美しいビーチでのアクティビティ、奥深いバリ文化・芸能の鑑賞、バリニーズとの触れ合い。
神々が棲む島、バリ。数万もの寺院があり、それぞれの寺院が210日ごとにオダランと呼ばれる祭礼を行っています。夕暮れ時に女性たちが供物を頭に載せて参拝に訪れ、深夜まで儀式や舞踊を繰り広げます。
単に、自転車、あるいは徒歩で、田舎の田園地帯をゆっくり訪れるだけでも、緑の風が棚田を吹き抜けていく爽快さ! 光と風を肌で感じてみる。それだけでも、贅沢なバリ旅行体験となります。
日用雑貨や飲み物を扱うワルン(雑貨屋)の軒先に腰掛けてみる。
そんな多様なバリを体験したいなら、まずは「バリ島で何をしたいのか?」と旅行スタイルを見極めしょう。
パッケージ・ツアーの利用について
パッケージ・ツアーは、沢山ある「ビーチとホテル」の組み合わせから、お好みを選択する形になります。そこで、「自分はどのビーチで何をしたいのか?」を見極めましょう。 またツアーの内容もチェック! なるべく自由行動が多いパッケージを選ぶのがポイントです。
そして予算。エコノミー・ホテルを利用する場合、6万~13万、高級ホテルを利用する場合、8万~17万ほどしますが、豪華さ、雰囲気、施設の充実度はかなり違います。
ただ、こうしたパッケージ・ツアーの利用は、5日~10日間がほとんどです。それ以上、長期に滞在する場合でも、高級リゾート・ホテルに滞在する技があります。
アップルワールド、JHCなどでは、高級ホテルのクーポンチケットを発行しています。通常、20%~40%安くなります。
さらに安くする方法が、現地の旅行会社のクーポン権を利用することです。現地の旅行会社に、宿泊したいホテル名、宿泊時期をファックスやE-mailで問い合わせして、気に入ったら予約を依頼します。
現地の旅行会社は、それからホテルに予約を入れ、確認が取れた時点で返事が返ってきます。支払い方法は、クレジットカードが基本です。
ところで、バリ島の高級ホテルを、日本の予約センターや総代理店を通じて予約すると、通常、公示料金となります。ここで引き下がらずに、「割引サービスはないの?」と問い合わせると、各種キャンペーン料金などを紹介してくれることがあります。
また、各高級ホテルの公式サイトで、インターネット予約をする場合、特別割引を行っているケースもあります。電話予約による割引サービスよりも、さらに安くなるケースが多々、あります。
服装について
基本的に日本の夏服をイメージすれば大丈夫です。日差しが非常に強いため、帽子やサングラスは必携です。また、高原地帯などでは朝夕、かなり冷え込むため、トレーナーやカーディガンなど長袖の羽織れるものを用意しておきましょう。乾季、雨季とも、夜はかなり涼しくなったり、冷え込むこともあるので、トレーナーなど長袖一枚は必須です。
なお、寺院を見学する際は、必ずサロンと腰にスレダン(帯)を身に付けなければなりません。寺院の門の前で貸してもらうか、予めショップで購入しておきましょう。タンクトップ、短パンなど露出の多いラフな格好での入場は、論外です。また、生理中の女性は入場できません。
また高級ホテル、レストランなどでは、短パンにサンダル姿は敬遠されます。袖つきのシャツと長ズボン、靴ないしスニーカーを用意したいところです。ただし、リゾートホテル内はラフな格好で大丈夫です。
お金について
数日から2週間ほどの旅行なら、日本円のキャッシュ、ないしT/Cがベストです。国際キャッシュカードも利便性があります。
トラベラーズ・チェックは、現地の店で使えないことも多いので、両替所でルピアに両替しておきましょう。
クレジットカード
中級以上のホテル、旅行者向けのレストラン、ショップでは、ほぼ使えます。
両替所
銀行の他、街中やショッピングセンター内にはマネーチェンジャーが沢山あります。旅行代理店内にある両替所が、比較的、安全です。おみやげ屋などが行っている両替所は、金額をごまかすなどのトラブルが多く発生しているので、注意が必要です。
チップについて
基本的に不要です。ホテルのポーターなどにはRp.3,000ほどが目安。タクシーの運転手には、Rp.100単位のお釣りは要求しないことが慣例となっています。
高級レストラン・ショップ、中級ホテルの多くは、宿泊費に予め税金とサービス料が追加されているため、チップを払う必要はありません。ただ、無理をいってもらったりした場合などは、Rp.5000~10000が目安です。
重要書類はコピーを!
紛失、盗難に備えて、パスポート(本人写真のページ)、航空券、トラベラーズ・チェックの番号、海外旅行障害保険証書などの常用書類のコピーを取っておきましょう。トラベラーズ・チェックは、現地の店で使えないことも多いので、両替所でルピアに両替しておきましょう。
バリ島で情報をゲットする!
デンパサール国際空港(ングラライ国際空港)を始め、クタ、ウブドなどのツーリストエリアには観光案内所があります。
バリ島の無料地図、伝統芸能などのイベント情報をゲットできる他、 ホテルや各種ツアー、シャトルバスなどの予約も行うことができます。上手に利用しましょう!
観光案内所/Torist Information Centerリスト
- ングラライ国際空港案内所:0361-751011
- Tel:0361-751011
- バリ州政府観光局
- Tel:0361-222387
- デンパサール観光案内所
- Tel:0361-234569
- APA?情報センター
- オダランやイベントスケジュールが充実しています!
Tel:0361-973246